1-3|特集|抹茶とは|濃茶と薄茶|はじめの一歩|茶道入門ガイド
- ewatanabe1952

- 2022年1月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年12月17日
特集記事

■ はじめの一歩 ■
抹茶とは
❚ 抹茶とは
抹茶は、茶道において一碗の中心となる存在です。
ただ飲むためのお茶ではなく、点てる所作や茶席の空気感を通して、亭主と客の心をつなぐ役割を担っています。
抹茶とは、茶葉を細かく挽いて粉末状にした日本独自の茶で茶道では、この抹茶を湯に溶き、茶筅で点てて一服として供します。
鮮やかな緑色、繊細な香り、点前の所作が一体となり、抹茶は茶の湯の精神や美意識を象徴する存在として大切にされています。
濃茶と薄茶
茶道で用いられる抹茶には、「濃茶」と「薄茶」の二種類があります。
濃茶 ……… 抹茶を多く使い、練るようにして点てる一碗で、正式な茶事などで用いられます。一つの茶碗を複数人で回し飲みすることもあり、茶の湯の精神性を強く感じられる点前です。
薄茶 ……… 抹茶をやや少なめに使い、泡を立てて点てる一碗です。一人一碗で供されることが多く、茶会や日常の稽古などで広く親しまれています。
どちらも製法自体に大きな違いはなく、茶席の格や趣向に応じて使い分けられています。
抹茶と季節
抹茶は、春に摘まれた一番茶を原料とし、一定期間熟成されることで旨味が引き出されます。
そのため、秋から初冬にかけて、まろやかで香り高い味わいを楽しめるとされています。
茶道では、この時期に炉開きや口切といった行事が行われ、新しい抹茶が披露されます。
抹茶は一年の節目を象徴する存在として、大切に扱われています。
抹茶の魅力
抹茶は茶葉そのものをいただくため、香りや味わいに加え、心を落ち着ける働きがあるとされています。
茶道では、抹茶を点て、いただくまでの一連の所作や空間を含めて味わうことが重んじられており、抹茶は味覚だけでなく精神性を伴う茶として受け継がれてきました。
抹茶を知ることで、茶道におけるもてなしの心や、日本文化が育んできた美意識をより深く感じることができます。



