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1-4|樂家歴代|樂吉左衛門|樂家|茶碗師|千家十職|

更新日:3 日前

千家十職



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■ 樂家|樂吉左衛門|茶碗師 ■

樂家|歴代一覧






❚ 樂家|歴代一覧



■ 樂家|元祖 ■

阿米也

~あめや~

生没年不詳

享年不詳

樂家初代/長次郎の父と伝わる。 陶工技術から渡来人とされ樂家では元祖と位置付けされる。





■ 長次郎の妻の祖父 ■

田中宗慶

~たなか・そうけい~

天文四年(1535年) ― 文禄四年(1595年)

六十歳



長次郎の妻の祖父。 千利休と親交。 豊臣秀吉より、金印の「樂」と「天下一焼物師」の称号を拝領。





■ 樂家|初代 ■

長次郎

~ちょうじろう~

生年不詳 ― 天正十七年(1589年)

享年不詳



阿米也の子と伝えられる。名は長次郎。 千利休の創意を受けて「樂茶碗」を創案。





■ 樂家|田中家 ■

庄左衛門・宗味

~しょうざえもん・そうみ~

生没年不詳

享年不詳



田中宗慶の子として生まれ、樂家二代/樂常慶とは兄弟。名を庄左衛門。 娘が長次郎の妻となる。





■ 樂家|二代 ■

樂常慶

~らく・じょうけい~

生没年不詳 ― 寛永十二年(1635年)

享年不詳



田中宗慶の次男として生まれる。名を与次。 赤黒の二釉に加え、白釉「香炉釉」を創案。 樂家二代/樂常慶より、樂家では当主が「吉左衛門」を名乗ることとなる。 親交のあった本阿弥光悦より、暖簾「樂焼 御ちやわん屋」を賜ったとされる





■ 樂家|三代 ■

樂道入(ノンコウ)

~らく・どうにゅう~

慶長四年(1599年) ― 明暦二年(1656年)

五十八歳



樂家二代/樂常慶の長男として生まれる。名を吉兵衛。 通称をノンコウ。 後世「樂家随一の名工」と称される。





■ 樂家|四代 ■

樂一入

~らく・いちにゅう~

寛永十七年(1640年) ― 元禄九年(1696年)

五十七歳



樂家三代/樂道入(ノンコウ)の長男として京都に生まれる。名を佐平衛。 元禄四年(1691年)、家督を譲り隠居。 隠居後、「一入」と号す。





■ 樂家|五代 ■

樂宗入

~らく・そうにゅう~

寛文四年(1664年) ― 享保元年(1716年)

五十三歳




江戸時代の豪商であった尾形宗謙の末弟である雁金屋/尾形三右衛門の子として生まれ、のちに樂家四代/樂一入の養子となる。名を平四郎。 元禄四年(1691年)、五代樂吉左衛門を襲名。 宝永五年(1708年)、家督を譲り隠居。 表千家六代/覚々斎原叟宗左より「宗」の一字を授かり、隠居後、「宗入」と号す。 尾形宗謙の子である尾形光琳、尾形乾山とは従弟にあたる





■ 樂家|六代 ■

樂左入

~らく・さにゅう~

貞享二年(1685年) ― 元文四年(1739年)

五十五歳



大和屋嘉兵衛の次男として生まれ、のちに樂家五代/樂宗入の婿養子となる。名を惣吉。 宝永五年(1708年)、六代樂吉左衛門を襲名。 享保十三年(1728年)、長男に家督を譲り隠居。 表千家七代如心斎天然宗左より「左」の一字を授かり、隠居後、「左入」と号す。 表千家七代如心斎天然宗左より表千家の皆伝を許可される。





■ 樂家|七代 ■

樂長入

~らく・ちょうにゅう~

正徳四年(1714年) ― 明和七年(1770年)

五十六歳



樂家六代/樂左入の長男として京都に生まれる。名を惣吉。 享保十三年(1728年)、七代樂吉左衛門を襲名。 宝暦十二年(1762年)、長男に家督を譲り隠居。 隠居後、「長入」と号す。 後嗣の長男(樂家八代/樂得入)が病弱であったため隠居後も長男の作陶を支える。





■ 樂家|八代 ■

樂得入

~らく・とくにゅう~

延享二年(1745年) ― 安永三年(1774年)

三十歳



樂家七代/樂長入の長男として京都に生まれる。名を惣吉。 宝暦十二年(1762年)、八代樂吉左衛門を襲名。 明和七年(1770年)、弟に家督を譲り隠居。隠居後「佐兵衛」と名乗る。 生まれつき体が病弱であり、若くして病死したために作品は極めて少ない。





■ 樂家|九代 ■

樂了入

~らく・りょうにゅう~

宝暦六年(1756年) ― 天保五年(1834年)

七十九歳



樂家七代/樂長入の次男として京都に生まれる。名を惣次郎。 兄である樂家八代/樂得入が病弱であったため 明和七年(1770年)、十五歳の若さで九代樂吉左衛門を襲名。 文化八年(1811年)、次男に家督を譲り隠居。 表千家九代/了々斎曠叔宗左より「了」の一字を授かり、隠居後、「了入」と号す。 後世、「樂家中興の祖」と称される。





■ 樂家|十代 ■

樂旦入

~らく・たんにゅう~

寛政七年(1795年) ― 安政元年(1854年)

五十九歳



樂家九代/樂了入の次男として京都に生まれる。名を市三郎。 文化八年(1811年)、十代樂吉左衛門を襲名。 弘化二年(1845年)、家督を譲り隠居。 表千家十代/吸江斎祥翁宗左より「宗旦」の「旦」の一字を授かり、隠居後、「旦入」と号す。





■ 樂家|十一代 ■

樂慶入

~らく・けいにゅう~

文化十四年(1817年) ― 明治三十五年(1902年)

八十六歳



丹波国の酒造家・小川直八の三男として生まれ、のちに樂家十代/樂旦入の婿養子となる。名を惣吉。 弘化二年(1845年)、十一代樂吉左衛門を襲名。 明治四年(1871年)、長男に家督を譲り隠居。 隠居後、「慶入」と号す。





■ 樂家|十二代 ■

樂弘入

~らく・こうにゅう~

安政四年(1857年) ― 昭和七年(1932年)

七十六歳



樂家十一代/樂慶入の長男として京都に生まれる。名を小三郎。 明治四年(1871年)、十二代樂吉左衛門を襲名。 大正八年(1919年)、長男に家督を譲り、滋賀県石山の別邸に隠居。 隠居後、「弘入」と号す。





■ 樂家|十三代 ■

樂惺入

~らく・せいにゅう~

明治二十年(1887年) ― 昭和十九年(1944年)

五十三歳



樂家十二代/樂弘入の長男として京都に生まれる。名を惣吉。 大正八年(1919年)、十三代樂吉左衛門を襲名。 表千家十二代/惺斎敬翁宗左より「惺」の一字を授かり「惺入」と号す。





■ 樂家|十四代 ■

樂覚入

~らく・かくにゅう~

大正七年(1918年) ― 昭和五十五年(1980年)

六十二歳



樂家十三代/樂惺入の長男として京都に生まれる。名を慶喜。 昭和二十一年(1946年)、十四代樂吉左衛門を襲名。 昭和五十一年(1976年)、無形文化財保持者に認定。 昭和二十三年(1978年)、「財団法人樂美術館」を設立。 没後、表千家御家元より「覚入」の号を諡号。





■ 樂家|十五代 ■

樂直入

~らく・じきにゅう~

昭和二十九年(1949年) ― 年(年)

―歳



樂家十四代/樂覚入の長男として生まれる。名を光博。 昭和五十六年(1981年)、十五代樂吉左衛門を襲名。 平成十三年(2001年)、京都府文化賞功労賞を受賞。 平成十九年(2007年)、京都市文化功労賞を受賞。 令和元年(2019年)、長男に家督を譲り、隠居。 隠居後、「直入」と号す。





■ 樂家|当代 ■

樂吉左衛門

~らく・きちざえもん~

昭和五十六年(1981年) ― 年(年)

―歳



樂家十五代/樂直入の長男として京都に生まれる。名を篤人。 令和元年(2019年)、十六代樂吉左衛門を襲名。










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茶道具|中古道具市
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