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1-4|席中道具|席中の趣向と彩りを整える道具|茶道具一覧|茶道具辞典

茶道具辞典



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■ 茶道具一覧 ■

席中道具






席中道具とは

茶道具の中でも「席中道具」は、茶室内に配置され、茶会の進行と雰囲気を支える重要な役割を担っています。











❚ 席中道具


香合

香合は、香を入れて焚くための蓋付の器です陶磁器製の炉用のものや、木地や漆器製の風炉用のものがあります。 香合は、茶席にほのかな香りを添え、空間に落ち着きと品格をもたらします。

菓子器

菓子器は、席中で出される菓子を盛り付ける器です。 主菓子を入れる主菓子器と、干菓子を入れる干菓子器があり、正式な茶事では原則として、主菓子は一人につき一客分の菓子器が用いられます。 菓子器は、茶会の趣を引き立てるとともに、季節感を演出する大切な道具となります。

風炉先・結界

風炉先とは、道具畳の向こう側に立てられる二枚折りの屏風のことで、風炉先屏風とも呼ばれます。 これらは、茶道具を引き立て、保護する役割を果たします。 また、結界は、低い衝立で竹や自然木を利用したものが用いられ、風炉先と同様に茶席全体の装いを整えるために使用されます。

煙草盆|莨盆

煙草盆は、喫煙に用いる火入、灰吹、煙草入、煙管などの一式を収める道具です。 正式な茶事では、待合や席中で使用され、特に後座の薄茶の際に持ち出されます。 さらに、煙草盆の配置は、正客が座る位置を示す役割も担います。

火入

火入は、煙草につける火種を入れるための器具です。 煙草盆内に灰吹とともに仕組まれ、中に灰を入れ、火が点いた切炭を中央に埋めることで火種とします。 陶磁器製のものが多く使われ、茶席での喫煙道具の安定した運用に寄与します。

灰吹

灰吹は、竹製で作られた容器で、煙草の吸い殻を入れるために使用されます。 煙草道具一式として煙草盆に組み込まれ、喫煙の際の清潔さを保ちます。

煙管

煙管は、刻み煙草を詰めて喫煙するための道具です。 正式には一対で煙草盆に仕組まれますが、一本で使用される場合もあります。 通常、竹製の管や、金属製の雁首、吸口などで構成され、茶席での喫煙文化を支えます。

煙草入

煙草入は、刻み煙草を収納し、煙草盆内に組み込むための器具です。 紙製のものや、香料や薬味を加えたものなど、さまざまなタイプがあり、煙草の風味や使用目的に合わせて選ばれます。










商品カテゴリー
茶道具|中古道具市
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