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特集|千家とは?|はじめの一歩|茶道入門ガイド

更新日:57 分前

はじめの一歩



「千家とは?」の文字と着物姿の女性が本を広げて読む姿が描かれた「特集|千家とは?」ページの冒頭画像。


■ はじめの一歩 ■

千家とは?






❚ 千家とは?

千家~せんけ~とは、千家開祖/抛筌斎千宗易利休(1522-1591)を祖とし息子の千家二代/千少庵宗淳(1546-1614)、孫の千家三代/咄々斎元伯宗旦(1578-1658)の三代を通じて確立された茶家のことを指します。



注釈

広義においてはこの三代に加え、後の三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)も含めて「千家」と称されることがありますが、茶道プラスでは前述の三代を「千家」とし、その後に分かれた三家を「三千家」として区別しています。


千家開祖/抛筌斎千宗易利休の没後は長男の千道安紹安(1546-1607)が、本家の堺千家をつぎましたが後嗣ぎがなく一代にて断絶。

次男・千家二代/千少庵宗淳が京都で京千家を再興し、さらに孫の千家三代/咄々斎元伯宗旦が後を継ぎ、のちの三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の礎を築きました。



こうして、千家開祖/抛筌斎千宗易利休の血筋と家系は千家二代/千少庵宗淳、千家三代/咄々斎元伯宗旦を経て受け継がれ、茶道史における重要な家系として確立されました。

千家開祖/抛筌斎千宗易利休の提唱した茶道の思想や美意識、茶室・作法のあり方はこの三代によって体系化され、後世の茶の湯文化の基盤となりました。



すなわち、千家とは千家開祖/抛筌斎千宗易利休、千家二代/千少庵宗淳、千家三代/咄々斎元伯宗旦の三代にわたって茶道の理念を継承し、三千家の成立へとつながる道を築いた家系を指します。

この三代の系譜は、茶道発展の礎をなす極めて重要な茶家といえる。







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