1-17|特集|茶道具とは|茶道具の役割|はじめの一歩
- ewatanabe1952

- 2022年1月15日
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特集記事

■ はじめの一歩 ■
茶道具とは
❚ 茶道具とは
茶道具とは、茶の湯を行うために用いられる道具類の総称です。
茶碗・茶筅・茶杓・茶入など、点前に直接使う道具だけでなく、床の間に飾る掛物や花入、露地や待合に置かれる道具、懐石に関わる器類まで幅広く含まれます。
これらの道具は、それぞれが独立して存在するのではなく、互いに関わり合いながら一つの茶席を形づくっています。
茶道具は、単に茶を点てるための実用品ではありません。
茶席の空気を整え、亭主のもてなしの心や季節の気配を伝える役割を担い、取り合わせや扱い方によって、茶席全体の印象が大きく左右されます。
こうした考え方は、日本における茶の湯の歩みの中で育まれてきました。
室町時代(1336-1573)には中国から伝わった唐物の道具が尊ばれ、やがて千家開祖/抛筌斎千宗易利休(1522-1591)によって、簡素さと精神性を重んじる侘び茶の美意識が確立されます。
この流れの中で、樂茶碗や竹の茶杓といった日本独自の茶道具が生まれ、道具は「用の美」と心を映す存在として大切にされるようになりました。
今日では、こうした伝統を受け継ぐ道具に加え、ガラスや金属など新しい素材を用いた作品も生まれています。姿や素材が変わっても、もてなしの心や季節を感じる美意識は変わることなく受け継がれ、茶道具は今もなお茶の湯の精神を形として伝え続けています。
茶道具は、一服の茶を点てるための機能を持つと同時に、茶・人・空間を静かにつなぐ存在です。
まずは道具の全体像を知ることで、茶道の世界はより身近なものとして感じられるでしょう。
茶道具の種類
床の間道具
点前道具
釜道具
席中道具
炭道具
野点道具
懐石道具
待合道具
露地道具
燈火道具
水屋道具
消耗品
懐中道具



