1-23|特集|茶会とは|茶会の基本と心得|茶事と茶会|はじめの一歩
- ewatanabe1952

- 2022年1月9日
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特集記事

■ 特 集 ■
茶会とは
❚ 茶会とは
茶会とは、お茶を中心とした集まりで、亭主が客をもてなし、季節感や趣向、茶道の精神性を共有する文化的な場です。茶室で開かれる正式な茶会だけでなく、屋外での野点や地域イベントなど、多様な場所・形式で行われています。
茶会は、正式な茶事から略式の大寄せ茶会まで、さまざまな形で開催されます。その根底にあるのは、千利休以来変わらぬ茶道の精神「和敬清寂」です。
茶を通して人の心を結ぶ、日本文化を象徴する重要な時間といえます。
茶会のはじまり
茶会は室町時代に「茶寄合」として始まり、村田珠光や武野紹鴎、千利休によって精神性が重視される「わび茶」として発展。
戦国時代には政治的な意味も持ち、豊臣秀吉の「北野大茶湯」のような大規模茶会も行われました。
江戸時代以降は町人・庶民にも広がり、明治以降は流派ごとの特色が強まり、今日では地域イベントや体験型茶会として親しまれています。
さまざま茶会
大寄せ茶会 ……… 多くの人が参加できる初心者向け茶会。複数の茶席を巡り、薄茶や点心を楽しむ。
呈茶席 ……… 展示会や観光地などで気軽に参加できる形式。椅子・テーブル使用の立礼式が中心。
献茶式 ……… 神仏や祖先に茶を供える厳粛な茶会。奉納が中心で、見学・拝観が主。
現代では、初心者も参加しやすい形式と伝統的な格式ある茶会が共存しています。
大寄せ茶会の流れ
受付 ……… 名前を記帳し、荷物は預ける。時計やアクセサリーは外す。
待合 ……… 順番が来るまで待機。掛物や茶会記を拝見して、茶席の趣向を確認。
席入り ……… 扇子を膝前に置き一礼して入室。床の掛物・花・道具を拝見して席に着く。
点前 ……… 茶が運ばれたら「お先に」と軽く会釈して一服。飲み終えたら茶碗を拭き、御礼を述べる。
道具拝見 ……… 茶碗・茶杓・棗などを拝見し、亭主と問答。初心者は触れない。
退席 ……… 亭主に一礼し、左右の客人に挨拶して静かに退席。
次席へ向かう ……… 複数の茶席がある場合、案内に従い次席へ。すべて回り終えたら茶会終了。

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